セックスレシピの作り方

恋も、性も、私らしく。「自分をもっと大切にしたい」と思った時に読むブログ。

自分の価値を自分で決めるには、具体的にどうしたらいいのかという話。


私は、私という人間と残りの人生に、どのくらい期待してるんだろう。


やはり最近のテーマは「期待」だ。自分の足で歩んできたつもりで、気付いたら方向がずれていることは多々ある。それはそれでいいんだ。立ち止まるたびに、自分の気持ちを確認する。10年前と同じことでまた悩んだっていいんだ。「友達と喧嘩しちゃった」だなんてきっと死ぬまでぶつかることなのだろうし。

それを"クリア"したつもりで、立ち止まりもせずに誤魔化したまま進んでいる方がダサい。そもそも"課題をクリアする"というのがダサい。同じ課題だって、立っている場所が違えばその意味は全く違うものになるのだから。いいじゃないか、何度同じ問題を解いたって。本当に解きたくなかったら、ぶつかってすらいないと思う。


どうしようもなくなったら、這いつくばってみたらいい。



長野に行って、山遊びをしてきた。川は死ぬほど冷たくて、渡った先は死ぬほど急勾配の土に木々が刺さってはその岩肌と土砂を大きく支えていた。


「あの上の景色が見たい」


登り始めたけれど、傾斜のせいでロクに歩けなかった。もう色々かなぐり捨てて、四足歩行でよじ登った。掴んだ岩が割れてゴロゴロと下へ転がっていった。木の根っこに全体重を掛けて移動した。身体中が傷だらけになったし、服はドロドロだ。

何度も「もうここらで妥協していいんじゃない」という大人の私が諭すのだけれど、「あすこまで行ってみたい」という子ども心でどんどん登っていった。たどり着いた先は、一緒に来た人達なんて見えない、まるで私一人しかいない空間だった。何も気にせず横になって、めちゃくちゃに歌った。酷く気持ちよかったのは、「私だけが私にした期待に応えた」からだった。

坂道は上りより下りの方が難しい。「コレどうやって下るんだよ…」と膝と共に笑った。途中何度が「あ、死ぬかも」と思った。その「ヤベェ」感も、ドキドキしながらも心地よかった。時に真逆に振り切った方が早い、ということはあるけれど、この場合はまさにそれだった。別に生きていても、と普段は思うのだけれど、この瞬間だけは、「何クソ」と思って滑り落ちながら木の根元にしがみついた。私が時々ヤバイ方に振り切る(振り切らざるを得ない)のは、多分、こういう構図が自分の中にあるからなんだと思う。


他人の期待はいつだっておまけだ。



という言葉を、いつも人生立ち止まった時に冷静に客観的にそれでいて温かい言葉をくれる齋藤俊介さんが、話してくれた。

今年は、とにかく自分の世界を広げるために、やってみたいことを次から次にアホみたいにやってみる、という決断を促してくれた人だ。回り道を進むことに焦る私の背を押してくれた人だ。


自分の価値を認めてくれる人。自分を必要だと言ってくれる場所。もちろん生きていく上でそれは大抵の人にとって必要だ。けれど、それを先に選んでしまうと、段々磨耗していく。自分の期待が知らぬまに他人の期待にすり替わっていることに気付かないまま進んでしまう。自分から溢れたものではないから、エネルギーが枯渇してゆく。


自分の幸せの基準は、自分にしか分からない。自分の価値も、どれだけ周囲が褒めてくれたって「私なんて」となってしまうことがあるように、自分から定める定規が必要だ。そういう意味で、他人の期待の介在しない世界で、一度生きてみる必要がある。だから私は、今年は好き勝手生きてみようと思う。


新しい自分に、モノを通して出会う。




新しい出会いは、初めましての自分に出逢わせてくれる。けれど、自分だけの期待に集中して生きたい時、時にそれは枷にもなる。


彼女が(正確には彼女という関係性はやめたのだけれど、これはまた別の時に)、「このカップソーサー、めちゃくちゃ惹かれるけど多分使いこなせない」と、とあるお店で零した。真っ白でピカピカで真珠のように輝くそれは、今までみたいに珈琲を飲んだ後半日置いたまま、なんてことをしたら一瞬で汚れてゆくだろうし、研磨剤とかハイターとか使いたくない作りをしていた。


「使いこなせないから買うんだよ」反射的に、そう返していた。昔、シャネルを買ったのを思い出した。あれは間違いなく、使いこなせないから買ったのだ、同じアドバイスの元で。小さすぎて何も入らない、だから何も持たない自分にならざるを得なかった。無駄すぎるからこそ、無駄を愛する自分にならざるを得なかった。


sexrecipe.hatenablog.com

 

彼女は購入を決めた。きっと、机の上は今までより綺麗になるだろう。食器棚はすっきりして、本当に気に入った食器しか置かれなくなるだろう。もしかしたら食器棚ごと変わってしまうかもしれない。


使いこなせないものを買うと、使いこなせる自分になれる。オススメだ。





長野へ行って、初めてたくさんのホタルを見た。あまりに幻想的で、生命的で、ずっとずっとそこに居たいと思った。

初めての釣りをした。時間が一瞬で過ぎていった。釣れなかったけど、プロセスを楽しむ自分にもっとなれるだろうなと思った。

燻製機を買ってみた。せっかくお酒が好きなのだ、もっともっと食べ物に向き合える自分になれるといいなと思う。

オーブンで出来る陶芸セットを買ってみた。自分が幼い頃から陶芸が好きだったことを後から思い出した。高校生の時、進路面談で「…陶芸が好きです」と勇気を出したけれど、親と先生に軽く一蹴された時の気持ちを思い出した。あの時の私が私にかけた期待に、10年以上経ってしまったけれど、応えたいと思った。



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もう一度、自分に問うてみる。

「私は、私に、そしてこの人生に、どのくらい期待してる?」



年内に、海外に住んでみたいな。




P.S.


Special Thanx! ▽

ゲストハウス 街宿MILLE – ベッド&シャワー。素泊まり、セルフサービスをベースにしたお宿です。安価に快適にご利用頂けます。


長野の伊那ではお世話になりました!

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