セックスレシピの作り方

恋も、性も、私らしく。「自分をもっと大切にしたい」と思った時に読むブログ。

カヤノヒデアキとの結末の話。


『出会いはネット。きっかけはセックス』

そんなよくある流れで長らく人生を隣で過ごさせてもらっていたヒデアキとの関係について、「結局、結末はどうなったの?」と何度も聞かれるからもう、ここにまとめさせて欲しい。



ありきたりな表現になるけれど、ヒデアキは私の人生を大きく変えた。漠然とした将来の不安と、人生において大切にしたいもの、その価値観において周囲との齟齬に苦しんでいた、いわば居場所のなかった私を、そういう場所へと繋いでくれたのが彼だ(たまたま彼が当時片思いしていた女の子と同じ名前だという理由も合間って)。

彼のお陰で、たくさんの自由な大人達に出会うことで、初めて将来に希望を持てた。ざっくり言えば、それまで「こう生きるべき」というスタンスの大人しか知らなかった私にとって、そこから繋がっていった出会いは今でも私の人生の根幹を成してくれている。



付き合った当初、彼はいわゆる多数派の価値観を有していた。他の男の人とお茶を飲むだけで妬いていたし、浮気疑惑なんかが浮上した時の彼は、泣いてしまうほど怖かったのを覚えている。けれど、約7ヵ月を掛けて鹿児島から北海道まで歩いた婚前道中膝栗毛をメインに、丁寧に言葉を重ねていった。価値観を確認して、信頼を深めていった。そうして、「付き合いながらも、自由に恋愛してみようよ」という話になって、お互いの自由度を更に底上げしてみた。それが付き合って3年と半年くらいの頃。




お互い恋愛をしたりしなかったりして、そしてヒデアキは今のパートナーのまゆさんと出会う。私にとっても、めちゃくちゃ尊敬して、時折度肝を抜かれ、言葉に揺さぶられ、とにかく太陽みたいな女性。婚前道中後引きこもりがちだったヒデアキはこの頃からだいぶアクティブになっていて、逆に散々動きまくっていた私は休みがちになった。


同じタイミングだから紛らわしいのだけれど、この頃からゆっくり私の方は鬱っぽくなっていった。原因はいまだに分からない。だからこの自由恋愛が鬱に全く関係していない、とは言い切れないけれど、仮に関与していてもほんの少しだ。


今振り返れば、強いて言葉にするなら、「色々飽きちゃった」からだと思う。鬱期の、でも元気な時の私は、新しいことやりまくってたから。オタクに返り咲いて、コミケで本売って、デザインやって、オフ会主催して、スペインに飛んで、ほぼ女の子と恋愛しまくってた(女の子の中から探したんじゃなくて、出会うほとんどが女性だった)。



去年の3月末に、ヒデアキは一緒に住んでいた家を出た。それは、喧嘩したとかは一切なくて、単純に「一緒に過ごす理由があまりなくなったから」だ。自由恋愛とか三角関係してなくても、このスタンスは一貫していた。つまり、一緒にいたいから一緒にいるのであって、惰性で一緒にいるのなんてつまらないよね、って姿勢はずっと変わらな買った。「俺、今月末でここでる」「おっけー」みたいな。勿論寂しくないわけじゃないけれど、むしろ「もっとアクティブに動くんだね、かつてヒモで引きこもりだった時よりずっとずっと目が輝いてるし、あなたが楽しそうなのは私もマジで嬉しい」って応援したい感じ。


 


「お金渡すから行ってきて、そして感想を私に聞かせて」とかつてヒデアキを飛田新地に送り出した時の気持ちに似ている。

彼を隣で愛してくれる人がいる。その事実を何年経っても嬉しいと思うくらいに、私は彼を愛している。死ぬまで、死んでも大好きなままだ。それだけは、終わらない。

 

 

そんな私は去年4人の女性に恋をして、そして最後に落ちた恋は今も続いている。けれど、ヒデアキだけじゃなく、一度愛した人にはいつだって同じように思う。私の知らないところで笑っていて欲しいし、誰かにたくさん愛されていて欲しい。実際の距離や連絡頻度、別れ方に関わらず、そう思っている。



そして今の彼女(旦那さん、と呼んでいる。お茶目でしょ)は、たまにまだ鬱に傾いてしまうことのある私にとめどない愛を注いでくれて、お陰で私は形を保っている。




形を保っているといえば年下なのに緊縛もできてしまうから、自分自身へのカタルシスのような思いと涙をいつも溢れさせてくれて、その度に私は軽くなることが出来ている。

 



ヒデアキに向けてかつて綴った記事だけれど、私のスタンスはやっぱり変わらないみたいだ。強いて言うなら、愛する幸せより、愛される幸せの方が最近は比重が多い、ということくらい。幸せなことに変わりはないし、今はどこまで理不尽なワガママやって愛してもらえるかというチャレンジに身を投じさせてもらっている。──これだから、恋愛はやめられない。楽しすぎる。


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(photo by Chiaki Toyozumi



という訳で、結論を述べるなら、「ヒデアキとの結末」なんてものはない。県の違うところに、前より少しだけ離れたところにヒデアキさんがいる。それだけ。何も変わらない。変わるはずがない。卒業したからって同級生との関係性が変わらないように。子どもが増えても上の子どもへの愛は減らないように。ただ、小さくピリオドを打っただけ。物語の章と舞台が進んだだけ。




そんな私は、また一つ、それを進めなくちゃいけないタイミングに来た。その話はまた次の記事で。






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