セックスレシピの作り方

恋も、性も、私らしく。「自分をもっと大切にしたい」と思った時に読むブログ。

体が愛されずして、どうして愛を語れるだろう。即物的俗物的、結構、だって人間だもの。

 




"しあわせ"、なんてたった4文字じゃ表せないし、"愛してる"なんて5文字でも足らないものを感じたいから、人は肌と肌を重ねるのだし、それでも届かない何かに触れたいから、それを幾度となく繰り返す。


けれど、一つだけ言えるのは、体と心両方あるのが人で、その両方を愛して欲しいと思うのが人。だから、セックスもなくならないし、「体だけのカンケイ」なんて薄っぺらい言葉もなくならない。強欲さを認められない人間には、手の届かない場所があって、だから欲は尽きないし、その先に絶対に「愛」がある。じゃなきゃ、みんながみんな、形は各々違えど、それを求めたりなんかしない。とうに一人きりで生きているはず。

 



声を出してボロボロ泣いた。ぐちゃぐちゃになって、抱きしめてもらった。記憶も曖昧。翌朝消えてしまった痕のように、掴んだ感覚もあやふやだ。けれど、そこに確かに「あった」ことだけは覚えている。蜃気楼を指先でなぞるような感覚。


そのままの私を愛して欲しい、どんな私も受け止めてほしい、ワガママで汚くてどうしようもない私を認めて欲しい。本当は知っているのだ、それを自分だけが。コントロールすら出来ない、自分にすらどうしようもない自分を、丁寧に丁寧に、ずっと見ていて欲しい。弱さを愛されたいのは、生き物としての最大のジレンマだ。何らかの強さを手に生き延びる自然界の掟に反旗を翻すのと同義。

けれど、それを無くしてしまったら、人は人として生きてゆけないんだろうと思う。太古の昔に起きた戦争は、終わることなく今も続いていただろう。

 

 


丸裸で泣くだけで抱きしめてもらえた記憶は誰にでもあって、そして誰しも忘れられないのだ。大人になっても残っているそれを、理想だとか、綺麗事だとか言うのは容易い代わりに、生きるハードルは上がるだろう。孤高の戦の日々になるだろう。

 

 

 そのままのあなたでいいなんて言われても、
どこかでそんなことないって思ってしまうけれど、
丸裸で泣き叫んでそれどころか放尿とかまでしちゃって、
それでも丸ごと愛して貰えたら、これ以上の説得力はないよなって。

 


もっと縛って、
もっと触れて、
もっと見ていて、
もっと愛して、
もっと「私のわがままをかなえて」って言っていいのなら、どれだけいいだろう。

それを口にすることを許してないのは、
誰かじゃなく、きっと私なんだろうな。

 

 


「そのままの」彼女達を通して、
カタルシスを共有して、
毎回泣いていた私と連れのお姉さん、
それから他の観客の一部は、
そんなことを思っていたんじゃないかと思うのだ。


(以下記事より抜粋)

 
この時流した涙の意味を、文字通り身をもって、理解した。何もかも全てを預けられる信頼関係。どんな自分を曝け出そうと大丈夫で、自分の発する「大丈夫」がほんとうは「だいじょばない」なのだと頷いて抱きしめて貰える場所。私の愛の形はどんなで、そしてどのくらいの温度なのか、自分に正直になってゆくだけ、浮き彫りになっていく。


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いい大人だからさ。体だけじゃなくて、心も抱きしめて欲しいんだよ。私の中までちゃんと真っ直ぐに見て欲しいんだよ。だから、妥協するなよ。自分の欲しいものを、それがどれだけ綺麗でも、泥のように汚くても、愛してやれる場所に身を置くことを諦めちゃいけないんだよ。


また一つ、「脱げた」と思う。裸のまま愛されることを、私は諦めたくない。だって、じゃなきゃ、愛したいだけ愛せないから、愛したい人のことを。





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