セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

泣きながらコンドームを捨てた日に。

 

実を言うと、2017年は、私の人生史上最高にセックスレスだった。
ヒデアキとした数は片手で足りる。女の子とした回数のが多い(※バリネコですが)。

 

 


まぁ新しい恋愛とかセックスに、自ら飛び込む気力がなかったというのもあるけれど。
自分の変化を自覚するまでに、半年を要した。
自分で自分を大嫌いになって、そして周りに大事にしてもらって、何とか少し動けるようになった年末のとある日に。

 

  

心が揺れないものは、片っぱしから捨てた。
いただいたお金で、ずっと出せないでいた粗大ゴミもまとめて廃棄した。
洋服も、フランス人は云々ではないけれど、シーズンローブを10着にした。


ずっとリビングに置いていた、ヒデアキとの思い出の品を、戸惑いつつも初めて戸棚にしまった。
捨てたいものではない。けれど、常に目に入れなくてもいい。

 

 


そして、寝室の、埃を被った山ほどのコンドームを見たときに、うわっと泣いた。
泣きながら、ゴミ袋の奥深くに、涙と一緒に突っ込んだ。

 

 



過去の私が全部言っていたのだと、バルセロナで自分のブログを久しぶりに見返して気がついた。

 


多くはない、少なくとも今の私における判断基準。
セックスがないと、私、死ぬんだわ。

だって、このブログの題名、セックスレシピやぞ。笑

 

 

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(お気に入りのバスローブ!)

 

 

 

みのりちゃんとヒデさんは今どこに住んでるの、と時々聞かれる。

 

私は相変わらず藤沢の家。死んでいた時は、半分くらい別のところにいたけれど。
ヒデアキはその期間、あまり家にいなかった。今もまゆさん達の拠点の相模原にいたり、時々帰ってきたり、という具合。

 

 


まゆさんに嫉妬はしないのか、これも時折聞かれたりする。


大事にされたいのだと思い始めた頃から、私の中で初めて「嫉妬」という感情が顔を出した(詰まるところ、これを理解するのに半年を要した訳だけれども)。

 

 



そしてその問いに、Yes/Noで答えられない私がいるのも事実。

 

私が嫉妬するのは「まゆさんとヒデアキとの関係」や「そこから流れてくる空気」であって、まゆさんそのものにではない(まゆさんみたいにもっと太陽みたいに明るくなれたらいいなぁ、というのはまた別の話だけど、それも「まゆさんの性格」への憧れだ)。

 

だから、まゆさんがうちに来ることはなくなった。

けれど、この間彼女と話して、藤井みのりとやまくらまゆという一人と一人の関係としては、やっぱりいいなぁと思うのだ。憧れというか、尊敬しているところがたくさんあるし、一緒にいて楽しいことも多い。

 


よく「浮気するのなら、私の知らないところでやって、完璧に隠し通して」という意見を聞くけれど、顕著な例なのだと思う。罪を憎んで人を憎まずの構図というのか、人間そのものと、その人間の選ぶ言動や所作は別のものなのだ。だって、その人の価値観は=その人じゃない。生まれ育った環境、教育、文化で形成されるのだから、仮にその人が何らかのいわゆる罪を犯したとして、その責任の所在はその背景全てにあるのだから。

 

 

 

……と話が逸れたけれど、あの日泣きながらコンドームを捨てた時に、私の中でヒデアキとの間に、明確な線が一本引かれたと感じている。
住所は今も同じだし、話していて楽しいし、セックスもしたけれど、距離感は以前と同じだけれど、その線は消えないんだろうなと思う。

少なくともしばらくは。でもそれは、もしかしたら、人で言う皺のようなものなのかもしれない。

 

 


捨てること。別れること。線を引くこと。バイバイすること。
それは寂寥感を伴うけれど、どこかでわくわくすることを知っている。

何故なら、それはいなくなるんじゃなくて、また一つ私が増えるということなのだから。

  

 


パチパチ、バイバイ。またいつか。


 



── 追伸 ──


完全復帰まであと3割という感じなので、優しさという名のコーヒーをいただけたら嬉しいです……!

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藤井みのり