見えるものしか見えない人がどうしてこんなにも日本には多いのだろうと、旅のはじめとそして終わりに、思った。
自分の性格の悪さに申し訳なさすぎてベッドで丸まって泣いたのだけれど、真実なのだから仕方ない。
SNS見れねぇって、言ってるじゃん。メッセージもLINEも返せないって言ってるじゃん。
通知が来るだけで疲弊していくし、一度頑張って返信をしてみたら、あまりに疲れてその日何も動けなくなってしまった。
「頑張って」「這い上がってこいよ」、何様なんだ。
そして人によっては、終いには「何で返信くれないんだ」と言いだす始末。
キンコンの西野さんが何かで書いてた、千羽鶴を送られてきても実際は迷惑なんだとか、差し入れを貰っても捨てるしかないというその「ありがた(いどころか百倍くらい)迷惑」を食らっている。
私を、勝手にあなたのお祭りの山車にしないで。
普段だったらそれを華麗にスルーしたり、ネタにしたりも出来るんだろうけど、如何せん自分が自分を保っているのに精一杯なので、「何でこんなに酷いこと出来るんだろうか」と、「応援メッセージ」を見て涙が零れた。
自分本当にクソだなぁと思って震えながら丸まるのだけど、やっぱり思ったことは事実なのだ。
ひとつだけ、未来の自分のために覚書を
— 藤井みのり@セックスレシピの作り方 (@lovecreator3) 2018年1月28日
元気のない友人には、元気ではなく同じ温度を渡しなさい。どれだけそれが優しさでも、雪にとっては体温が灼熱で、触れられた瞬間形を保っていられずに崩れてしまうように、温度を合わせることが優しさになることがある。言い換えれば、言語を合わせてやりなさい
とはいえそれを凌駕するほどの優しさを頂いて、何とか今日も生きていられる。
宿のない私に、日本から宿を手配してくれたばかりか、スペインらしいものを食べて、そして楽しんで、とカサ・バトリョのチケット、そして死ぬほど美味しいパエリアがデリバリーでルームに送られてきて、泣きながら食べた。
(本当にありがとう、Natsumiさん……!)
それから、Polcaを通じて私をサグラダファミリアに連れて行ってくれた方々、本当にありがとう。あの時の感覚と今回の旅の話を文字に書き起こしたので、もう少ししたら送ります。支援くださった方、連絡先がわからないので、「サグラダファミリアものがたり」と書いてメール(sizennooto@gmail.com)をください。
(優しさがどんどん上乗せされていくのが、ほんとうに嬉しかった)
ほんとうに心から私を支えてくれているラムピリカ千秋さんが、私が鬱になってから窓口になってくれているので、もし何かあったら、千秋さんに伝えてもらえたら嬉しいです。(千秋さん、ありがとう)
少し前にみたツイートだけど「何故日本人は、悪いことが起きるのはその人に悪い所があるからだと考えるのか」というのはすごく心に残っている
— 藤井みのり@セックスレシピの作り方 (@lovecreator3) 2018年1月28日
いいことしてても雨は降るし転ぶ、その逆も然り
あの人のあれが悪かったのよとジャッジするでなく「大変だったね、よくやったよ」と手を差し伸べる人でいたい
優しい人でいたい。
その人の痛みに、ただ黙って寄り添える人でいたい。
P.S.
帰国翌日の2/3のお昼過ぎ、会えたら東京で会おう。死んでたら行けないけど。
詳細は石原(flyhigh.map@gmail.com)に連絡してもらえたら……!▼
Words Warm the World.