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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

【恋愛とは】息をするように、浮気できる自分でいたい。

   
この間のセックスは、私の中で、忘れられないセックスの一つになった。そして2日後にヒデアキと体を重ねたら、うまく言えないのだけれど、何かのリズムが合わなかった。私がセックスをした日、彼もまたセックスをしていて。私とヒデアキのテンポが合わない、いつも重なるところで重ならない。私とヒデアキの間に、多分もう2人がいたんだろう。私の中に、別の人が入り込んでいる──ヒデアキが途中で、手を止めた。

  

  
結論から言えば、後半はまたいつものように息が合って、裸のまま横になって、それぞれが思うことを呟いた。今まで体験したことのない感覚が純粋に面白かった。私はヒデアキを通してもう一人を見るし、ヒデアキもまた私を通して彼女を見ただろう。誰かを通して誰かを見るとき、それぞれの色を改めて感じて、嬉しいな、と思う。私には私の、彼女には彼女の色がある。そしてなんとなくだけれど、これが新鮮なだけで、何度もそれぞれがそれぞれと肌を重ねたら、リズムを乱すことなく両方の色に染まれるなと思った。なんて幸せなことだろう。





「前はさ、怒りが立ち上がってきたんだよ。嫉妬がでかくなりすぎて。
 でも、今回は、ただの嫉妬だった。嫉妬はするけど、嫉妬だけだった。」


私にはあまり嫉妬とかそこから立ち上がってくる怒りみたいなものがわからないけれど、そういう変化が面白いな、と思うのだ。まだ片手で数えられるほどの、双方の、私とではない、ヒデアキとではないセックスが、音を立てて私とヒデアキをまた違った形に変えていく。自分の形が変わっていくその様が、私は言葉にできないくらいに、面白い。もっと私自身の形を変容して欲しいと思う。


飽き性な私だからこそ、ずっと新しい自分に出会い続けたいわけで、だから、今回の「一時的に別れてみよう」は、「永遠に別れ続けよう」になった。恋がなんだか私にはわからないけれど、愛おしいと思う男の人をずっと愛し続けていたいし、それは1人だけにとどめておきたくない。だから、関係性に、言葉はいらない。カップル、なんてネーミングほどナンセンスなものはないし、だからときめくことや愛おしいと思うことはあっても、この気持ちを言葉なんてものでは、あまり表したくない自分がいる。ヒデアキに対しても、他の男性達に対しても。言葉にした瞬間、愛せなくなりそうで。定義した瞬間変化がなくなって、そうしたら私はもうそこにはいられないから。


でも、永遠にときめき続けていたいなと思う。ヒデアキとはもうすぐ4年の「付き合い」になるわけで、どうしたって新しい感覚は減っていく。飽くことはなくても、ときめくことはある意味減っていく。でも、それでいい。代わりに出来上がっていく、安心感とか、ホーム感だとか、そんなものが愛おしい。そうやって、恋をして、それが次第にホームになって、また新しい恋があって、とずっとずっと繰返されたら。私の周りには、安心して私が私で居られる場所が限りなく増えて、そして私自身は死ぬまでときめき続けてもいられる。死ぬ時、数え切れないほどの色に染められながら、その色の数だけの愛を持って、死んでいける。


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私自身が「恋愛」であるように、生きていたい。

 
 
 
 
 
 

藤井みのり


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