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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

関係性をつくっていくということ。

藤井みのりについて 恋愛、パートナーシップ


CambodiaのPhnompenhに来てちょうど1週間が経った。少しのクメール語と少しの地図とそして多くのCambodiaの見せる顔を見て、海外に来ているその「外」という感じが薄れていっている。先日現地の日本語学校の生徒に「カンボジア人と日本人の違いを教えてください」と聞かれて、しばらく考えても出る答えは変わらなかった、「同じだと思う。うん、同じ。」



とはいえ言葉の壁はやはりあって、伝えたいことを伝えるのに、日本にいるときと同じように、とはいかない。一つの単語を選ぶのに、言葉の並びを考えるのに、伝える時の表情、合わせた目に込める熱意、それらを一つひとつ丁寧にしていかなくてはならない。だから、言葉で伝えることのできる情報はきっと多くないのだけれど、ほんの少しの言葉しかなくても、その深さはずっと深い。限られた会話の中で紡がれていく関係性は濃い。本当に伝えたいことを伝えなくてはと思う。そんな風に織りなしていくコミュニケーションに既視感を覚えて、そしてそれは、今回Phnompenhで一緒に仕事をしている、尊敬してやまない友人の石原舞のそれだと気付くのに時間はかからなかった。


「言葉以外で目一杯伝える。一つひとつ言葉を選んで、伝える時に全身で伝える。日本でいるときは適当に言葉を選んでしまっていたと思う。けれど、国際恋愛だからこそ、バックグラウンドも文化も宗教観もそして言語も違うからこそ、丁寧に伝えていくその時間が好きだ。今までは恋愛に正解を探していた自分がいて、それは理想の彼を探すということだったけれど、関係性を作っていくということはそういうことなんだなと感じてる。」




もう一つコミュニケーションにおいて書くなら、私はタメ語が基本苦手だ。特に、会って間もない間柄とか、私が年下と認識した瞬間に敬語からタメ語に突然変わるとか、そう言った言葉運びが好きではない。「品」がないな、と思ってしまう。
 

sexrecipe.hatenablog.com

 

これについて石原舞と話していたのだけれど、彼女は真逆のスタンスなのだ。敬語を挟んでしまうと、深いコミュニケーションが取りにくくなったり、言いたいことが角ばってしまって言えなかったりするのだと言う。でも、私は彼女の話し方がすごく好きなのだ。それは語学校の生徒とのやりとりと同じスタンスからくる話し方だからだ。だから、一概にタメ語が嫌で敬語がいいというわけではもちろんなくて、その奥にある、「どう関係性をあなたと築いていきたいと思っているか」が、一種の「品」なのだと思った。





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と書いてふと気がついた。セックスする時だけは、相手の年齢も肩書きも一切関係なく、敬語を使わない。ベッドから出たら普段通りに戻るのだけれど、これは私の人生においていつの頃のセックスにおいても同じだなということを思い出した。

私の中で、そのくらい、その瞬間だけは「個」ではなく目の前の愛する人と繋がっていたいという思いが、自分の奥底にあるのだろうと思う。そして肌を離したら、「個」としてまた接したいと思うのだ。




藤井みのり

 

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