セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

そうだ、試しにパートナーと1ヶ月別れてみよう。


最近より一層、パートナーであるヒデアキのことが好きで好きでたまらない。夜隣にいないとなかなか寝れないし、いつもはすぐにお腹が空くのに、ヒデアキがいないと全然お腹が空かない(ヒデアキとご飯を食べるということが大好きなんだと思う)。この間は、帰って来てくれなくて、泣きながら一人で帰った。改めてそんなことを痛感させてもらっているのは、先日、ヒデアキと、「ねぇ、試しに期間限定で別れてみる、って面白くない?」という話が発端だ。純粋にその試みは面白いと思ったし、私の中では複数の人を愛するというのは自然極まりないというスタンスだから、じゃあ試しにやってみようよ、という運びになった。
 
 
実際、何が変わるのか。今までのヒデアキとのパートナーシップにおいて、私は「あなた以外にも大好きで愛する人がいる」で、ヒデアキは「それはいいけれど、他の男とセックスして欲しくない」という立ち位置だった。「好き」「愛している」という自然に湧いてくる感情は止めることが出来ないが、それをどう「表現」するかは自由意志だと感じているから、そこにボーダーがあった。私はヒデアキが別の女性とデートしても寝ても一向に構わないから、変わるとするならここのラインなんだろう。1ヶ月という短い期間だから、実際何も変わらないかもしれない。何も起きないし出逢いもないかもしれない。でもそれでも試みてみたいのは、変化のない人生、言い換えればギリギリのところでない生き方に、すぐにつまらなくなってしまうからだ。…特にヒデアキが。笑




人を所有なんて出来ないし、関係性を一定に保つことも出来ない。しようとすればむしろ崩れていくのが世の常だと思っている。けれど、改めてそれを感じるのに、一時的にでも別れてみる、というのは面白い。うまく言い表せないけれど、改めてそう定めることによって、ささやかでも波が起こる。波がなければ変化はないし、変化がなければ苦しみや悲しみも減るけれど、それ以上に生きているというそのものがどんどん腐っていく感覚がある。変化がないということは、即ち死ぬということだ。風がなければ、雨がなければ、世界は死んでいく。それと同じような感覚を、口にはあまりしなかったけれど、ヒデアキも私も感じていたのだと思う。だから、お互いすんなりとやってみようとなったのだと思う。


f:id:sexrecipe:20160530021258j:plain

Photo by ちあき
(まさかのおそT。笑)



今まで「ヒデアキ」であったものが、ぽっかりと空いていく感覚に恐怖を感じないと言えば大嘘になるが、でもどこかでそれは元々「私自身」だったということを覚えているのだと思う。それが「ヒデアキ」であっただけで、それそのものは失くなりはしない。

同じように、他の誰かを愛したところで、「愛そのもの」はなくなりはしない。その瞬間注がれる相手が変わるとしても、私の中からとめどなく溢れてくる愛は変わらない。むしろ、呼び水のようにその総量は増えていくような気がしている。だから、私は愛する人達を心から愛しているとき、言い表せないくらいの幸せを感じるんだろう。自分を満たすのは自分だ、とよく言うけれど、それは何かに向かって溢れ出た愛が勝手に自分を満たしていくだけのことに過ぎない気がしている。



どこまで私は、愛したい人をただひたすらに愛し抜けるのだろうか。




+相談型LINE@コラム+

無料、不定期配信。
いただいたお悩みやご相談に答える形で配信中。
LINE@でしか読めない限定コラムはこちらから友達追加で簡単に読めます。

http://line.me/ti/p/%40lha1700b

(バックナンバーはホーム場面に掲載してあります)