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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

感謝なんて、本当はしたくないくせに。自分自身の埋葬オナニー。


先日のブログにも書いたが、私の中では「感謝しなくちゃ」<「感謝が湧いてくる」<「感謝すらなくただ目の前の物と向き合っている」という図式がある。しなくちゃなんて論外で、尊敬する坂爪さんが以前「やりたいがやらなきゃになったらゲームオーバー」と言っていたが、まさに、感謝しなくちゃ、なんて思った瞬間それは決定的に徹底的にゲームオーバーだ。何かが究極的に終わっている。多分それは、「自分」というものに他ならないと思う。


先日も話していて、「頭では感謝しなくちゃってわかってるんです。でも心がついていかなくて…」というフレーズが俯きがちな女性から出た。違うだろ、主語が。逆だろ、主体が。どっちがあなたなのか、それをはき違えたら終わる。本当は真逆なのを知っていて、見て見ぬ振りをする。「…本当は感謝したいなんて思ってないでしょ?」と問いかけたら、彼女は爽やかに「はい、本当はそうです」と顔をあげて答えた。私はそれに既視感を覚えた。まさに過去の私自身だなと思った。



この世界にルールなんてない。自分で作ったものだけが結果、ルールのような物として残りはするけれど。他人のそれをなぞり始めた瞬間、それは言い換えれば自分以外の何かに服従した瞬間、何かを「しなくてはならない」とした瞬間、「自分」は世界から消失する。それ以上に恐ろしい物は、死をもってしてもないように思う。どれだけの他人に見捨てられるより、自分自身に見限られることの方が、途方もなく恐ろしいことだったんだということを知っている。だから、それだけはしたくない。それが人から見れば、藤井みのりのルールなのかもしれないけれど。





「親が敷居をまたがせてくれない」「親が認めてくれない」「親が良い顔をしない」…このフレーズも何度も聞いた。親のせいにしてんじゃねえよと言った。親のためって大義名分のように引っさげて、ただ目を逸らしてるだけじゃないか。親がどうだからじゃなくて、ただ単に自分が怖くて目を閉じているだけじゃないか。親から責められるのが、親が悲しむのが怖いんじゃない。自分が自分を責めて、自分を悲しませるのが怖いだけだ。この人でなし、価値がない、存在意義がないんだって自分が思ってしまうのが怖いだけだ。そしてそれは結局、自分で自分のルールを作るのが怖いだけだ。世間体をなぞってれば、楽だから。言い訳死ぬまで出来るから。「だって誰かが悲しむでしょう」その度に自分を埋葬してるのには目を瞑って。そうやってずっと埋葬オナニーしてたらいい。


世界は自分で決められるんだ。生きてるって、思ってるよりよっぽど強いことだし、自分自身であるということは無敵なんだ。過小評価するなよ。やる前から諦めるなよ。指くわえて見てるだけかよ。死ぬ前に死ぬなよ。今、だって、生きてるじゃないか。


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したくないと、心がついていかないと思うことを、さっさと脱ぎ捨てれば良い。死なないから。そんなことじゃ命は終わったりしないから。自分でない物を捨てることから、人生は始まるし、私の人生は、そこから始まった。