セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

人に嫌われることが怖いのでなく、自分に嫌われることが何より怖い。


先日ヒデアキと話していて、昔は人に嫌われることが怖かったけれど、今は自分に嫌われることほど怖いことはないよね、という話をしていた。



ヒデアキは大学時代に一度、軽度ではあるが鬱になっている。「先生に認められること」が必須だった実習において鬱になったらしい。少しでも先生に点を貰えるように、少しでも評価されるように、一挙一動に気を遣って振る舞わなくてはならない───そんな日々を過ごしていて、気付いたら、ただ呼吸をするだけの自分がいたらしい。希望も、したいことも、性欲すら湧いて来ない。その経験を通して、彼は大学を自主退学した。…留年して4年もいたのに。笑


ヒデアキから初めてそのエピソードを聞いたとき(おそらくそのときはただの友人だった)、私が思ったのは、おそらく多くの人が同じように思うだろう、「もったいないなー」だった。あと少し頑張れば、大卒の肩書きが貰えたのに。あと少し自分に嘘をついて、騙し騙し頑張って、鞭打って、なんとかギリギリ切り抜ければ大卒になれて、そしたらもっと何か立派な職業につけて、もっと安定した何かになれたかもしれないのにね。なんて、当時は思ったものだったけれど、今は本気で、心からその決断を、まして大学生の身で下した彼を尊敬している。よくそんな中で、おそらく誰かに似たようなことを言われただろう後で、それでもよくぞ、「自分に嫌われない方」を選んだなと。


もったいないなーと思っていた当時の私はだから、なんとか騙し騙し生きて、もったいないを回避していた訳だ。鬱っぽくなりながらも、時々泣きながらも大学に通っていたし、だから大卒の肩書きも手に入れた。嘘方便並べて大手企業に就職もした。でもまぁここの辺で同じく限界を迎えて、同じように「もったいないなー」な、4日で退社するという道を選んだ訳だけれど。



この「もったいないなー」の根底には、生きるからには効率的に、可能な限りうまく、むしろ何をしてでも王道に生きなければならないという一種の思想がある。原理原則>個の幸福度、とでも言うような。だからそこから一歩逸れればもう、「こんな自分が生きていてごめんなさい」の世界になる。幸せよりも常に正しさを選び続けなければいけないというプレッシャーも大変なものだが、一番大変なのは、その選択の都度、自分のいのちそのもののようなものを失い続ける、ということだ。


実際失い続けたから私も彼も鬱になったのだろう。失い続けた先にあるのは、自分が自分を見限るということだ。自分で自分を諦めて、自分を嫌いになって、自分の価値を自分で認められなくなる。すると、ありもしない「生きてる意味」なんかを探し出して、でも結局見つかりっこなくて、最後物理的に見限るのだと思う。人からどれだけ認められても褒められても「生きる」ことは出来ないが、自分が自分を見限らない限り、人は「生きて」いける。その決断をした先に、ずっと追い求めていた「私は生きている」という感覚があった。



決断を下す瞬間、怖くなかったと言えば嘘になる。むしろその度に泣きじゃくった記憶がある。家出するとき。退社するとき。独立するとき。旅に出るとき。そうして、自分自身がもう一度自分を拾っていくほどに、私は私を取り戻していった。今もきっとまだ、拾いきれていない部分がある。だから、日常の些細なことでも、自分に問いかける。これは「私」を拾おうとしているのか。それとも「それ以外の何か」を拾って、繕おうとしているのか。


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そうやって自分を拾っていってひとつ気付いたことがある。
人に嫌われたり、否定されたりすることが死ぬほど怖かったけれど、違った。
自分に見限られ、嫌われることの方がずっとずっと怖くて、そして死にうるということだ。



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