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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

無駄を愛する、覚悟を決めた。


前回の記事を書いてからずっと「無駄」を探していた。「無駄を愛せる私になる」その思いで、かなりの数の店を梯子した。そこでの私の変化が面白かったので、ここ数日の話を書きたいと思う。

 

sexrecipe.hatenablog.com

 


幼い頃からしまむらの近所で育ってきた私にとって、今でもしまむらとH&M(ヒデアキと私の頭文字だしね!)があれば生きていけると本気で思っているし、実際服を買うなら大抵そこだ。だから、そうでない人からしたら何を言っているのかわからないかもしれないが、最後まで読んでみて欲しいと思う。


前回のファッションコンサルのあと心に決めたのは、無駄を愛するのに買う鞄と靴は、ファストファッションでないところで買おうということだった。そこで買ってしまったら、見てくれは変わっても、本質的な意味がない。ということで、デパートに乗り込むことにした。

ここが「何を言っているかわからないかもしれない」という部分なのだが、本気で今まで、デパートで服を買おうと思ったことが一度もなかったのだ。デパートに行くとすれば手土産のお菓子を地下の食品売り場で買う時だけだ。似たようなデザインが近くのファストファッションの店にあるのに、デパートで買う意味が本気で見当たらなかったのだ。そんな私にとって、デパートで鞄と靴を探すというのは、はじめておつかいに行くみたいなそわそわした緊張感が伴った。ヒールを鳴らして近づいてくる店員を器用に避けながら目当ての物を探していく。渋谷ではヒカリエ以外全部のデパートを回った。東急、西武、マルイ…とやっていくうちに、ようやっと慣れていった訳だ。人から見たら相当馬鹿馬鹿しい話かもしれないが(笑)


結局その日は自分の欲しいデザインがなくて、その数日後たまたま御殿場へ行ったので、せっかくだからとアウトレットにも行ってみた。そして今度は、ブランド>デパートという次の壁。コンフォートゾーンというのをこれほどわかりやすく体験したことはなかったかもしれない。私にとって、「ブランド」というものほど無価値なものはないのだなと店をまわりながら思った。人生で一度たりともブランドが欲しいと思ったことはないし、一生買うこともないと思っていた。もちろん店に入ることも。似たようなデザインでもっとリーズナブルなものはあるし、ブランドで見せたい顕示欲もないし、ブランドのストーリーだって何一つ知らない。


結局そこでも気に入った物は見つからず、「ブランド店に入る」という経験値だけ貯めて帰ってきた翌日。銀座で、尊敬する友人こと秋田ゆりさんとの仕事後、この話をした。ちなみに彼女はシャネルが好きだ。何故ならココ・シャネルの生き様が大好きで、そしてそういう生き方を自身がしたいと思っているから。そんな彼女にせっかく銀座にいるのだからと、1人じゃさすがに怖くて一生入れなかっただろうシャネルの路面点に連れられていった。死ぬほどそわそわしながら。笑

彼女のトレードマーク(と私が勝手に思っている)のシャネルのショルダーバッグを見せてくれながら、店内でこんな話をしてくれた。


「私はシャネルの生き様が好きだけれど、これを買ったのには理由があったの。これ、実は鞄じゃなくて財布なのよね。はじめてこれを見たとき、『これは絶対に使いこなせないな』って思ったの。お財布としての機能に、あとほんの少しのものしか入らない。小銭も取り出し辛い。これに入るもの以上のものは持てない。こんなもの絶対に使いこなせない、と思ったから、買ったんだよね。」


これを聞いたとき、すげぇと心から思った。普通逆だろう。使いこなせないから買わない、が絶対的に正解だ。だって、無駄すぎる。結局使えなくなるかもしれない。ましてやその値段だ、そのときのリスクが高すぎる。機能性やリーズナブルさに払うのではなく、その逆にお金を払う。そこにある美学めいたものに、ただ純粋に美しいなと思った。



気付いたら、店の向かいの銀行で30万を下ろして、その場でショルダーバッグもといウォレットポーチを購入していた。しかも、私だったら絶対に選ばないだろう赤を。機能性とモノトーンと合わせやすさとシンプルさを愛してやまない私が、もう1つの黒ではなく赤を選ぶなんて。客観的に見て馬鹿馬鹿しすぎる。そしてあまりにも無駄すぎる。ココ・シャネルの生き様も知らなければ、ブランドに1円の価値も見いださないのに。だからこそ思う、もし私が世界中の誰よりシャネルを愛していても、ここまでの充足感とこれからの何かに対する期待を抱くことはなかっただろうと。このウォレットそのものには何の価値もないのだ。強いて言うなら、無駄を愛するということの象徴でしかないものな訳だ。「これ」を選ぶことの出来た私自身への尊敬と、また1つ自分の中の何かが死んで、新しく生まれたそのものが、今楽しみで仕方がない。


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「これさ、最後、落書きして燃やしたいよね!」と、購入した瞬間にゆりさんに言われた言葉が忘れられない。今この瞬間やったっていい。その日を楽しみに、使っていきたいし、この鞄に入る以上の物を持たずにどこへでも行ける自分であることを決めた。私は、もっともっと、無駄を愛せる女であることを、決めた。




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