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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

私が性器を「気持ち悪い」と思わなかった訳。どんなお姫様にだって赤黒い性器はついている。


女性器が気持ち悪い。ペニスが気持ち悪い。いわゆる性器に対する「気持ち悪さ」みたいなものが、私には、性に興味を抱いた中学生の頃から、ほとんどなかったなと思うのだ。女子校出身だったから、はじめて男根を見たのは大学1年生。そのときも、一般に言われる怖さとか生理的嫌悪感を抱いた記憶がない。あとになって多くの女性が、自分やパートナーの性器に対してそういった感情を持ち合わせていることを知ってびっくりした。「外陰唇の形が嫌」「性器の色が黒ずんでいてどうしてもグロテスクで…」自分の性器が嫌いな女性が多すぎる。みんな、自分を綺麗で真っ白なお姫様か何かだと思っているんじゃないだろうか。


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「怖い」「気持ち悪い」そういう感情を抱くときは、ある条件がそこに存在するときだ。それはその物に対してあまりに無知なとき。未知のものは誰だって怖いし、ましてやそれが普段決して見ないようなものなら尚更である。幽霊が普段から見えている人は、見えない人が抱くような怖さをそこに感じないそうだ(霊感のある元彼談)。男性は普段いつも自分の性器と対面するし、オナニーする人が圧倒的に多いから触れ合うし、AVを見れば女性器だってたくさん見る。だから、男性から「性器が怖いんです…」という相談を受けたことがない(ただし童貞で「どう女性器を扱ったらいいのかわからないから怖い」というものはある。やはり未知ゆえである)。



すると女性が性器を怖いと思うのは、圧倒的に“性器的”経験不足だからである。かがみ込まなければ自分のものも見えないし、男性器を見る機会もあまりない。小さい頃からタブーと教えられる。そこは触ってはいけません、そんなはしたない言葉を使ってはいけません。そこにぽっかり空いた穴を、知識や理想で埋めていく。どんなお姫様にだって赤黒い性器はついている。そこだけモザイクをかけてキラキラとした妄想に浸ってる方が、よっぽどAV的生き方だと思う。


いくら綺麗さを纏っても構わないが、それを脱いだときに最後現れるのは自分の性器である。お姫様だろうが女の子だろうが、「女」なのだ。「女」は決して「綺麗」ではなく、グロテスクで汚くて怖くて弱くて絶望で、それでいてどんなものより美しい。それが自分の本質であることを忘れてはならない。怒りも恨みも嫌悪感も否定もひっくるめて自分であることを忘れてはならない。その黒々とした井戸を常日頃覗き込まないで、どうして美しくなれるだろう。あくまで「綺麗」止まりである。それは人間ではなくマネキンだ。リアルな女性でなくあくまで理想をかぶせたバーチャルだ。AV的な、全ての意味で「綺麗」な女性を求めているのは男性ではなく女性の方だ。自分をマネキンに仕立て上げている。幼い頃からリアルでなく綺麗事しか見せない育て方の方が、よっぽどポルノグラフティだと言いたい。


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話が逸れてしまったが、私が性器を気持ち悪いと思わなかったのは、先入観や理想でなく、ただひたすら目の前の性器を気の済むまで覗き込んでいたからだ。親にどれだけ封じられようと周囲がそれを否定しようと、タブーを本来の好奇心を持って踏み破っていった。

 

思春期、自分の女性器が一体どうなっているんだろうと鏡を何枚も使って見える限り覗いていた。見えないところには触れてみた。はじめて男性器を見た夜、とにかく触って細部まで見回して、わからないことは全部本人に聞いた。どう触ればいいのか、どんな感覚がするのか。聞かぬは一生の恥とはよく言うが、自分の性器を覗き込まないことはそれに勝る。自分の黒々としたものをすべて納得いくまで見つめてはじめてその美しさがわかる。そう思えないのは、ただ自分のそれから目を逸らしているにすぎない。タブーだとするのは、ただその人が自分を性器含め丸ごと愛せていない嫉妬心でしかない。世代を超えての、自分を女だと認められないカルマの連鎖に過ぎない。少し前に「Mの顔を見続けろ」という言葉の記事を書いたが、付け加えるなら「なんて美しいんだろう」とため息の出るまで、ひたすら性器を見つづけるべきである。




参考記事:

 

 

余談だが、ヒデアキの性器は、ため息のでるほどに美しい。今まで見てきたどの男性器より。




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