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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

【相談#3】オナニーの方法。6年かかって、やっと「気持ちいい」を手に入れた。

セックス、性のこと、セックスレス 藤井みのりについて

 

私がいつも、『まず、オナニーしましょう』と回答する質問がいくつもある。

 

 

・どこが気持ちいいかわからない

・挿入が痛い

・中でイけない

・セックスへの嫌悪感が拭えない

・しちゃいけないって思ってしまう

Gスポットってどこかわからない

・濡れない自分が嫌で・・・

・もっと感じられるようになりたい

 

 

「知る」ことは「愛する」ことだ。マザーテレサの言うように無関心の反対が愛ならば、自分をまず知ることだ。外側や見えるところだけでなく、見えないところ、自分の内側まで。気持ち悪い、嫌悪感、罪悪感のあるところこそに自分の本質がある、そこから目を背けてはならない。蓋をするから堂々巡りになっていつまでたっても抜け出せない。

 

 

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私自身のオナニーの話をしたい。

 

 

中学1年生のとき、はじめて性のことに触れた。今思えば、当時の私にとってのアイデンティティは「性」に決定付けらていたと思う。男になりたくて男として振る舞ったり、突然女を生き始めたり。女子校だったのもあって、異性を通しての性を感じることが出来ず、ただひたすら自分の中で「性」を構築し「性」にすがっていた。

 

多分「性」が自分の居場所だったのだ。まだ幼い頃から恋多き女(女子)だったのは、そこに自分の居場所を求めていたから。家に居場所がなく、仲間ももちろん居心地のいい場所だったが絶対性がない。絶対的な居場所、それは「彼女(彼氏)」としてのポジションだった。少なくとも当時の私にとっては。だから好きな人は常に3人いたし、好きだと思ったら即猛アタック。今でも割と肉食の気はあるが、思い返すと尊敬する。異常な恋への執着、それはアイデンティティを求めた結果だったのだ。

 

 

 

話をオナニーに戻そう。知識をつけたら即実践した。漫画で読んだようにお風呂場で指を入れてみた。自分の中に指を恐る恐る埋めた先には、内から沸き上がってくるような快感や痺れるような官能、自然と動いてしまう指や腰・・・・・・・なんてものは一切なかった。自分であまりの感覚のなさに驚愕した。漫画ではそこから気持ち良くなって果てるのが当たり前のように描かれていたのに。不感症に生まれてしまったのではないかと恐怖までした。そんなはずはない。絶対に快感が得られるはず。それを感じない人生なんて嫌だ。女としてそれは絶対に諦めたくない、そんな想いが渦巻いて、その日から「独学人体実験」が始まった。

 

 

細かいことまで書くと長くなるので伏せるが、とにかく試せることはなんでもやった。例えば携帯制汗スプレー。サイズ感がちょうどいい。頑張って奥まで入れてみて思った。固いし冷たい。これはダメ。また、どこまで膣は広がるのだろうと文房具を一本一本入れてみる。今思うと色んな意味でぞっとするのだが、当時は必死だった。「女」としての定義を自分に課さなくてはならないという一種の強迫観念だったのかもしれない。そこには色っぽさなんて微塵もなく、ただ「快感を得られる自分」を求めて毎晩のようにたくさんのことを試した。知識も漁った。漫画、ネット、小説・・・女子校と厳しい家庭という制限された中で、得られるものはすべて得ようとした。こっそり18禁シールをはがして買ったこともある。それでも、ポジティブに言えば「信じること」をやめなかった。おそらくそれを諦めてしまったら自分の縋ったアイデンティティが喪失してしまうからだ。これは結果として功を奏したのだが。

 

 

 

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結局「気持ちいい」という感覚は大学1年でのはじめてのセックスで異性に体感させてもらったのだが、この6年の努力がなかったら恐らく「はじめて」はもっと違ったものになっていたと思う。知識のないことや未知の感覚への恐怖と痛みしかなかったかもしれない。知識のないところに好奇心は宿らないから、この6年分の努力がすべてをいい方向に変えてくれたし、それがなかったら私は今の仕事をしていなかっただろう。最初にあげた質問に「オナニーしてみましょう」という答えを返すこともできなかったはずだ。そのくらい、オナニーは多くのことを自分にもたらしてくれる。

 

 

・自分のカラダの声

・痛みの軽減、消失

・イけるようになる

・セックスへのポジティブな考えと好奇心

・罪悪感の払拭、タブーを乗り越える勇気

Gスポットの位置

・濡れる濡れないといった自分のカラダのリズムや条件

・感度の上昇と、相手に伝えるための言語化

 

そして

 

・セクシャルな自立と、女としてのアイデンティティの確立

 

 

 

 

だからどうか、何度か中に指を入れただけで「やっぱり気持ちよくないんです・・・」と諦めるのだけはしないでほしい。どんな動機でも構わない。自分を愛するでもアイデンティティの確立でも奥底から沸き上がる快感への欲求でもなんでもいい。自分を気持ち良くさせる、喜ばせることをそう簡単に諦めないで欲しい。私も6年かかったのだから、ちょっとずつでいい。

 

オナニーの仕方がわからない、それでも怖い、していても彼へどう伝えたらいいのかわからない・・・そんな方は連絡をいただければ、出来る限りのことはさせていただこうと思う。そしてたまに「女はオナニーなんてしない」とかほざいている男がいるがそういった男共はいつまでも純真無垢な童話を読んで文字通り童貞でいればいいと思う。

 

 

 

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自分を知ることから、自分を愛することが始まる。

 

 

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