セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

【特にママ達へ】学校に行かせなくてもいいから、自身の人生を伝えて欲しい。生き方からセックスまで。

 

大晦日。今年最後に何を伝えようと思いながらFacebookを見ていたら、今年のたくさんあった中でもひと際印象的な友人のフィードが上がってきた。彼は過去1度も、学校に行ったことがない。

 

 

 

 

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── photo by yano yoshitaka


 



彼の名前は十輝(トキ)。ヒデアキと旅をしている中で、広島の宮島で出逢ったシンガーソングライターだ。初めて会ったその瞬間から印象的で、ヒデアキと最後に握手をするときにそっと、応援の想いを込めたお金をぎゅっと、文字通り手渡してくれたのだ。年はまだ20すぎ。その人を思いやる心に、感動したのを覚えている。

 

 

運命だったのか、そのすぐあとにまた会うことができた。そしてたくさんの話をした。彼の生い立ち、今の活動、そして彼の生き方と人生への想い。

 

 

 

 

 

 

当時旅の方のブログに書いたことをここに転載する。


 

 

 

そんな彼は、学校を出ていない。

 




海外ではたまに話をきくけれど、ホームスクールで彼は学んできた人。

何家族かが一緒になって、
例えば隣のおうちのお父さんは数学が得意だからそれを教えて、
別のお家のお母さんは国語を教えるとか。
英語で授業をしてたから、英語は流暢というか普通に話せる。


そして彼らは子ども達にゲームではなく、楽器を与えた。
それが、十輝くんがシンガーソングライターになったきっかけだった。

 



13歳で、花見のときにナガレ(歌を歌う人)をやる。
稼げるときには1万を1日に稼ぐ。
13なんて、おこづかいがちょっと上がるくらいの年齢だ。

そのときに、自分の力で金を生み出せる、それはとてつもない自信になる。
それは私もよくわかる。
自分の力で生きてゆけるんだって、リアルに体感できるから。


 





そんな彼と話していて、ふとこんな事を話してくれた。



昔僕にこんなことを言ってくれた人がいたんだ。


 当時音楽まっしぐらで、やっと彼女が出来た時。
その人が『なんでずっと(彼女)いなかったの?』ってきいたから、
 『音楽してるから彼女なんてできないと思ってて・・・』って言ったんだ。
 そうしたら、『じゃあ音楽がなくなったら十輝くんには何が残るの?』って。

 その言葉がすごく響いたんだ。もし自分から音楽がなくなってしまったとして、
 そのとき愛してもらえなくなる人にはなりたくないって。
 例え自分からこの腕と、喉がなくなっても、
『十輝』であれるような生き方がしたい。

 音楽はあくまで増幅装置であって、僕自身じゃない。
 ときに音楽に逃げてしまうこともあるけれど、そうでないようにありたい。
 それが、『生きる』ってことでしょ?

 

 

 

 

普段ヒデアキとよくこんな話をしているから、すごく嬉しかった。
そんな素敵な彼が、彼自身で話してくれている事が、嬉しかった。

 

 




彼はFacebookで、自分たちについてこう書いてくれている。



そのリアカーの2人を通して大きく感動したことがある:

2人は何か楽器や披露できる特技があるわけではない。
彼らは
旗を掲げて、
旅人〜という格好をして、
"2人"で日本を歩いている!というところに芸術を生み出していたのだ。


それがパフォーマンス。
それが美。
それが作品。
生きてるままが芸術。
それに賛同した人がお賽銭を入れているのだ

 


"僕は何も特技がないから"
と言って
やる気を失っている若者が今どれほどこの国にあふれていることか。。
この2人に出会って勇気付けられ元気を得ている人が
まだまだたーくさんいるんだろうね。

 


(中略)

 


This is Life.

 

 

 

──『婚前道中膝栗毛』より抜粋。

 

 

 

 

彼の口癖が、「This is Life.」だ。
そのまま訳せば「これぞ、人生。」といったところだが、彼の言うそれは、深い。人生とは何か、生きるとは何か。そこにとことん向かい合っている人が果たしてどれだけいるだろうか。そして子どもにそれをさせてあげられる親が、どれだけいるだろうか。

 

 

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先ほど久々に親族で買い物に出かけた。私には今中2の従兄弟がいる。彼に対して大人達から交わされる会話の多くは「将来のために今勉強しなきゃだめよ」「学校でいい点とっても上には上がいるんだから」「いい大学に行けばいいところに就職できるんだから」「公務員になったら?器用じゃないあなたでも、入っちゃえば、クビにはされないんだから」──おいおいちょっと待て、とは言わない。これが普通なのだ。別に本人に夢があって頑張っている分にはいいのだが、いい意味で彼には欲がない。強い夢や目標がない。それはなぜか。ここからは私の経験からの憶測なのだが、というか私の話なのだが、「そんなに生きることに情熱を見いだせないから」だと思う。

 

そしてこれは「恋愛」や「セックス」にも言い換えられる。草食化が進んでいる、今の若い子は恋愛したがらない──これも同じ理由ではないかと考える。別にする必要がない。しなくても楽しく生きてゆけるし、しなくちゃいけない理由もないし、必死になってこれ以上絶望してでもしたいとは思えないのだ。




そしてそこに輪をかけるのが、親やまわりの大人の姿だ。仲が悪くなってでも子どものためにと離婚しない夫婦。毎日くたびれて帰っては会社の愚痴をこぼす大人。男なんて、女なんてと異性やパートナーへの罵り。テレビからのストーカーだ不景気だのニュース。そしてコンビニやネットで普通に目にするのに生活から切り離され、いかがわしいものとして扱われるバーチャルなセックス。表面的な欲望は人の声やメディアで一時的に刺激できても、本質的なものまでは届かない。・・・「したい」「やりたい」と心から思えと言う方が、無理があるのではないか。


 

 



学校では教えてくれない。微分積分は大半の人はそのあとの人生で使わない。それを子どもも知っている。知ってて黙って学んでいるのだ。そしてただ教えるのは「勉強しないとクズになるよ」「性病は怖いからセックスしちゃダメよ」の恐怖。そんなの、不登校が増えるほうが正常だ。子どもが不登校になったら喜んでいい。今まで不登校や学校に行かずして、今輝かしい人生を送っている人をたくさん見てきた。彼らこそ「This is Life.」と胸を張って言える大人達だった。

 

 

 

教育がそもそも(「This is Life.」という意味での)人生から切り離されているのも大問題だが、その上親がそこを伝えずして一体子は誰から「Life」を学ぶのか。生きたいと未来への希望を見いだすのか。子は大人に希望を見いだす。大人が絶望であればその子は絶望を人生に見るだろう。気付けばそんな人生にぞっとして、ドロップアウトする道を続々と選び始めるだろう。あなたに聞きたい、「This is Life.」と子に胸を張って言えるのか。


別に綺麗事じゃなくていい。ツクリモノを見せる必要も、不都合な真実にオブラートをかけ夢物語にリメイクしなくていい。等身大のあなたがみたいのだ。「親」ではなくある意味「一人の女」であるあなたをだ。例え思春期でその時反発しても、大人になって気付く。「これが人生なんだ」と。汚いところ、弱いところを見せたらいい。怖がる必要がどこにある。これだけ傷ついて、これだけの絶望を背負って、こんな辛いこともあったしとか、セックスでも失敗したとか、お母さん女であるのが嫌だったとか、それをさらけ出して欲しいのだ。それでも、今幸せだと、それを凌駕するほどあなたが希望だと、そう伝えられたなら、自分が相対的にどれだけ希望で、存在だけで誰かの希望になるのかを知るだろう。「わたし、生きてていいんだ。」と感じる、それだけで生きるには十分なのだ。そしてそこから体感していく。絶望にぶつかっても、希望があると知っていれば進んでいける、それだけの強さを彼らは元々持っている。



 

 

 

 

 

 

言いたいことがオーバーしてしまったが、伝えたかったのは、「学校、行っても行かなくてもいいよ」「親が『This is Life.』と伝えること」「正しさなんてない、そこに生きる情熱があるかどうか、もっと言えば『生きてていいんだ』と思えるかどうかだ」「セックスだって親が伝えたらいいじゃないか」──すみません、やっぱりまとまりません。(笑)
まぁ晦日なので勘弁願いたい。そして最後に彼の曲をもって、2014年を締めくくりたい。




 


十輝 "This is Life" ...at ライヴ楽座 '11/05/11 - YouTube






 

 

 

 

 

出逢ったすべての人達と、私を支えてくれているすべてのいのちに感謝を込めて。
そして、ヒデアキ、いつもありがとう。




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