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セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

女性が人生をてっとり早く自由に変える、簡単な方法がある。

 

エマ・ワトソン国連で行ったフェミニズムについてのスピーチを踏まえ、彼女がインタビューで答えていたことが面白かったので最初にシェアしたい。

 

 


フェミニズムは誰かに指図するためにあるんじゃない。規範や教義じゃないの。私たちは。選択肢を与えるためにやっているんだわ。
大統領選挙に出たかったら出ればいいし、出なくてもなんの問題もない。脇を剃るとか剃らないとか、今日はフラットシューズで明日はハイヒールを履くとか、そういうのは本質に関係のない、あまりにも見当違いで表面的なことなのよね。みんながつまらないことにとらわれないように願うわ。
私たちは女性が自信を持てるようにしたいの。やりたいと思ったことができて、自分自身に正直になれて、成長する機会を持てるように。
女性は、自分たちは自由だって思えるべきだわ。フェミニストに典型はないわ。基準なんてないのよ。

 

───『ELLEジャポン』FEB.2015

 

 

ここで日本だと馴染みがないので補足しておくと、フェミニズムは一方的な女性の権利主張ではなく、「男性と女性は同等の権利と機会を有するべきという信念。性別による政治的、経済的、社会的平等についての定義」だそうだ。



 

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さて、今まで多様性とか自由とかそういったものを訴えてきた私にとっては、彼女のスピーチやインタビューを読んですごく共感したわけだ。本質があれば「脇を剃ったり剃らなかったり、ハイヒールかフラットシューズかなんてどっちでもいい」のだ。そこじゃない。そんな表面的なことに悩んで人生が終わるなんて、どうかしている。逆に言えば、本質に目を向ければそこに「自由」があるし、そこに「らしさ」もあるのだ。

 

 

 

 

想像して欲しい。もし女性が(もちろん男性も)ほんとうに自由を謳歌したらどうなるだろう。流行ものや新作に買いに走ったり、雑誌に載っている似合いもしない服をたくさん買い込んでクローゼットが一杯になったり、モデルさんのようになろうと躍起になってエステに通ったり無理矢理ダイエットをしたりしなくなったら。
本当に好きな物、自分のセンスの赴くものを身にまとい、好きな物を美味しく食べ、本当に欲しい物や幸せを感じる物にお金を使い、世間の目を気にせずに自分らしく振る舞う。最初は男性だったら面食らうかもしれない──だってあまりにも、「綺麗」や「美人」の概念から女性が自由奔放に離れていくから──でもそれは一瞬で、すぐに「綺麗」と「美人」の概念は変わって、「ほんとうの美しさ」「本質的な美」の概念が作られる。そう、そこではどんな女性だって無敵だ。自由で、裸のままで、美しい。

 

 

 




でもこれにはとにかくエネルギーがいる。だって一人だけでそこを抜け出すのは想像を絶するほどハードだからだ。ましてや今の「美人」の概念を抜け出したら、途端にモテなくなるかもしれない、というか見向きもしてもらえないかもしれない。そこにある恐怖は簡単に人をもとあった環境と概念に押しとどめる。結局は長い物に巻かれてしまう。みんなが赤を着れば着たくなる。それは本能でもあるのだろう。


 

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ずっと2ヶ月半旅して東京に戻ってきた時、最初はちょっと頭がくらくらした。「私を買って!」「私を身にまとえばキレイになれるから!」「男に求められない女なんて価値がない」「もっと!もっと美しくならなきゃ!!」自由奔放なのは私たちではなく情報と経済だった。私たちを縛って代わりに自由を謳歌しているのは彼らだった。いつから自由は人ではなくモノの物になってしまったんだろう。独立戦争はいつの間に破られていたんだろう。そして恐ろしくなったのは、3日も経てばその状況に慣れてしまうのだ。無意識に「もっとキレイにならなくちゃ!」を思っている自分がいるのだ。

 

 

 

 

 

今回エマ・ワトソンのスピーチとフェミニズムの特集を読みたくて、本当に久しぶりに雑誌を買った。最後に雑誌を買ったのがいつだったか思い出せない。おそらく人が、特に女性が雑誌に手を伸ばしてしまうのは「憧れ」ゆえだ。美しさへの憧れ、そんなきらびやかなものへの憧れ、そして、「モノが人に代わって謳歌している自由」への憧れだ。


私も雑誌は好きだ。待ち時間に横にあれば、つい手に取ってしまうし、そこから学ぶものも多い。けれど意志なく、「無意識に」読むと危険でもあると思うのだ。「赤いコートが欲しいけど、どんなシルエットがいいかしら」と探し読みするにはまだいい。意識のないまま読むと、そこにはもう自由がない。「もっと!もっと!!」のモノの自由が入ってくる余地しかない。気付けば欲しくもなかったはずのものが欲しくなり、そして気付けばそれらはゴミになっている。そんなの、自由でもなんでもないじゃないか。それは私たちが欲しいていた幸せとはかけ離れているのではないか。





なんだか堅苦しくなってしまったが、つまり言いたかったのは、「勝手に流れてくる情報を遮断して、必要なときだけとりにいけ」「遮断するために、無意識でメディアに触れるのはやめよう」そして「意識的に生きること。そうすればモノが自由自在にあなたの中には入れなくなる」ということ。

 

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追伸

・逆転の発想から生まれるカタヤブリな雑誌を誰かつくってくれないだろうか。ちなみに私が今まで惚れ込んできた雑誌は、みんな途中で廃盤になっていった・・・。

・"Heforshe"を逆手にとって、Japanese "Sheforhe" をやりたいと思っている私がいる。女性が主体的に生きることで結果世界が変わるとか、平等ではあるけど同等じゃないよね的なニュアンスでやりたい。






 

 

ラヴ・クリエイターMinori

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