セックスレシピの作り方

『あなた専用の、セックスレシピを。』セックスは「する」ものではなく、「つくる」ものだ。

【私ゴト】ラブホから出禁くらったんだけど、理由にまったく心当たりがない。というか入る前に断られた。

このブログ、セックスレシピのことをちゃんと書こう、いつもプライベート満載になっちゃうけど今回こそ、関係ないことは書かないようにしよう、といつもココロに誓ってこれでブログ何代目かなんだけれど、これだけは書かせて欲しい。

 

ラブホに、出禁くらいました。

 

正確には出禁じゃなくて、入る前に「お客様・・・」って声をかけられて、入店を断られた。何故だ。混乱して理由がいまだにまったくわからないので、整理しつつ人生最大のラブホネタとしてここに書こうと思う。

 

 

 

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場所は東広島市の某所。アジアン-バリ風のめっちゃ素敵な内装のホテルで、値段もそこそこリーズナブル、今日の予定が早く終ることもあって、18時から宿泊できるそのホテルに決定。ラブホではダントツBali Anラブな私はそこの雰囲気と、久々にゆっくりできることにかなりテンションがあがって、昼からめっちゃ楽しみにしてた。それをご褒美に一日頑張ったと言っても過言じゃない。

 

諸事情あって今パートナーと2人で歩いて旅をしているのだけれど(これはまた後日記載)、今日もてくてく歩いた訳だ。寒い中、何時間も歩いて、でも夜は広めのバリ風な雰囲気の一室で美味しいご飯を食べてあったかいお風呂に浸かって大好きなパートナーと・・・って妄想を膨らませられるだけ膨らませて、歩いてた訳だ。

 



日も暮れて気温も一気に下がった中到着し、さぁ部屋に入ろうとしたらほとんどの部屋に「準備中」のプレートが。(マンションのようなタイプではなくて、それぞれが独立した家のようになっているタイプだった)。全体を2周くらいしてそれが間違いではないことを確認。「え???」ってなる。そして空いてるのは豪華な部屋のみ。でも旅では必要ないところでは贅沢しないのが信条だから、スタンダードな部屋がいい。逆にスタンダードな部屋なら内装の違いはこだわらないから、どれか一室だけでも準備してもらえればと思ってパートナーがホテルに電話(フロントのないホテルだった)。するとなんと「あー、掃除係がまだ出勤してきてないんで、何時に開くかわかりません」と。

 

 

 

 

え?18時から宿泊だよね?ばかなの?ばかじゃないの???

 

 

最後の太字部分だけつい口に出てしまってた。バカなの?死ぬの?とかつい口走ってしまう癖ははやく直そう。まぁそれは置いておいて、そのときふと思った。高い部屋に泊まらせたいからわざと準備中にしてるんじゃなかろうか。いやそうに違いない。なんたって8割を閉めるスタンダードな部屋が全部「準備中」なんだから。

 

 

負けず嫌いな私としては、そんな企みには絶対に乗りたくない。空いてなくて仕方なくならまだしも。そこでもう一回電話をかけてみた。
「あの、先ほど電話したものなんですが、歩きでここまで来ていまして、でもどうしてもこのホテルが気に入ったので、掃除が終わるまで待ちますので、フロントかスタッフの方の使われている一室でそれまで待たせていただくことはできませんか?」

 

すると即答で「あ、無理です」と返ってきた。即答過ぎる。せめて考えるふりくらいして欲しい・・・。
でもここで食い下がる訳にはいかない。本当はこの寒い中時間を潰せるようなカフェもまわりに一切ないところだったけれど、

「じゃあどこかで待ちますので、掃除が終わる大体の時間でもわかりませんか・・・?」

向こうは周囲に待てるところがないこと、こっちが車でないことを知っている。ならせめて掃除を急ぐくらいのことはしてくれるだろう。なんたってサービス業だ。

 

 

するとまた予想を裏切る言葉が返ってきた。

「あー、多分スタンダードの部屋は最後に掃除するんで、22時くらいですかねー」

おい、ちょっと待て。18時から宿泊スタートじゃないのか。そしてスタンダード以外の部屋は全部準備済みだっただろうが。4時間もかかるの?そんなにスタンダードに泊まって欲しくないの?

 

 

そこで私は切り札の一言を持ち出した。これを聞いたら準備するしかないだろう。

「そうですか・・・そしたら予算的に他の部屋はきついので、別のホテルにします、すみません・・・」

お客が入っていないホテル。高い部屋でなくても、入らないよりはスタンダードに入って欲しいはずだ。私がオーナーだったら速攻で、「今掃除係が来ましたので!」って嘘をついてでもいれようとするところ。勝った。くだらなさすぎるがこの無意味で無駄な駆け引きに勝った。

 

 

すると電話越しに聞こえたのは、私の予想を大きく裏切る言葉だった。「あ、じゃあそうしてください。失礼します」。そして切断音。もう一度言わせて欲しい、というか言った。「ばかじゃないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この話には続きがある。

 

 

もうこの時点で2人して意気消沈していた。楽しみにしてたホテルに入れなかったこと。そして対応があまりにも、あまりにも悲惨だったことで、2回裏切られた気分だったこと。

日中の妄想が一瞬にして掻き消えた。あれだけ楽しみにしていたホテル。最悪高い部屋に行ってもよかったけれど、もうそんな気分は微塵もなかった。バリ風ではないけれど、他のホテルで気分を変えよう。ありがたいことにあと2つ程ホテルが近くにあった。

 

調べると少し進んだところにもうひとつ、18時からのホテルを発見。寒い中坂を登って、そこへ向かった。内装もまぁまぁ綺麗そうだ。もう少しであったかい部屋でくつろげる。さっきのココロの痛みも少し緩和して、そのホテルの入り口をくぐった瞬間だった。

 

「お客様」

 

入り口すぐのスタッフルームが開いて女性が出てきた。まぁこの立地じゃ徒歩で来るのはちょっと怪しいだろう。事情を説明しようとした瞬間、意外な言葉を投げられて、一瞬思考が凍り付いた。

 

 

「申し訳ありませんが、入室をお断りさせていただきます」

 

 

・・・え?今なんて言ったこの人?まだ何も喋ってないし、何もアクションしていない。入り口をただくぐっただけだ。

 

 

「えっと・・・18時から宿泊って書いてあったんですけど、時間が変更になっていますか?」

「いえそうではなくて、先ほどお客様が行かれたホテルがありますよね。あそことここは姉妹店で、そこのオーナーにお客様を入れないようにと言われました」

 

 

この場合何て返したら正解だったんだろうと思う。オーナーを呼んで来いなのか、なぜお断りなのか理由を問うべきだったのか。色々駆け巡ってしばらく無言が続いた後、口から出てきたのは、「そうですか・・・それじゃあ仕方ないので、失礼します」だった。

 

 

踵を返すときに視界に見えたのは、半数以上の「準備中」のプレートだった。もうあそこまでいくと、ホラーにしか見えない。入り口の18時宿泊開始の文字。奥の暗い方までずっと規則的に続く準備中のプレート。何よりそこに見えた、人間の冷たさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はラブホテルだって、立派なサービス業で、「人を幸せにする仕事」だと考えている。
だってそこでは愛する人が愛を確かめ合ったり、そこから恋愛が始まったり、今回の私たちみたいに安らぎを得にきたり、形は違えど「幸せ」を感じに来る場所だから。普段色々な事情でしたいようにセックスが出来ない人も、そこでは自由に思う存分愛を表現できる。それだけに集中できる。ラブホテルのお陰で愛する人との思い出がより増えたのは、私だけではないはずだ。

 

 

後から何が原因だったんだろうと考えた。最初はバイトが仕事を減らしたくてやったのかとも思ったけれど、ストップをかけたのがオーナーである以上そうではないはず。しばらく考えて至った結論。・・・私が「ばかじゃないの?」って言ったのが聞こえてたんじゃないかということ。

 

 

私自身口が綺麗な方じゃないし、ネットに少し詳しい人ならニュアンスを汲んでもらえると思うけれど、こう、ツッコミみたいな感覚でつい口走ってしまったものだ。本気でばかじゃないのと思ったのは否定しないけれど、それはサービスとしてはいかがなものかという意味合いだ。

とはいえ口は災いのもととはよく言ったものだと思う。そしておそらくオーナーはガラスのハートの持ち主だったんだと思う。私の放ったばかじゃないのという一言が突き刺さって結果一瞬でbroken heartにしてしまった。それでその人は自分のそれを守るために、いやがらせとしてそう対応した。

あくまで仮説だけれど、そうすると申し訳ないことをしてしまったと思う。私にある非は全体の1%くらいだけれど。

 

 

 

 

 

 

ちなみにその後、頼みの綱の最後のホテル──そこがまた姉妹店だったらうちらはTHE ENDだと思って相当ビクビクしながら入った──のスタッフの人は対応も丁寧で、20時宿泊開始だったけれどプランの相談にものってくれ、寒いからとわざわざこたつのある部屋を、こたつと暖房のスイッチを前もってONにした上で案内してくれた。料金もリーズナブル。ネーミングは若い人はあまり好きではないだろうし内装も外装もすごく綺麗とは言えないけれど、人の温かさだけはあった。晩ご飯に頼んだ、単品だろう価格のチャーハンにはインスタントのお味噌汁とお漬け物もついてきた。今これを書けているのも、このホテルがあったからだ。(ホテルの出禁事件でこっちもbroken heartになってしばらくそれぞれが冷たい空気感だった。)




 

 

 

 

 

 

最後はやっぱり、人のあたたかさだ。
改めてそう肌で感じた。

この正月に来たら縁起のよさそうなホテルに感謝を込めて。

 

 

 

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